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- みぞおち・腹部が痛い
plexusみぞおち・腹部の痛みがある時はすぐにご相談ください
腹痛とはみぞおちから下腹部にかけて起こる痛みのことで、原因によって痛みの発生部位や感じ方が異なります。腹痛のうち、我慢できないような強い痛み、突然激しく痛み出した、鈍痛が続くといった場合は緊急処置を要することもありますので、すぐに箕面市・桜井駅のふじもとクリニックへご連絡ください。
こんな腹痛がある時はすぐにご連絡ください
- だんだん痛みが強くなっている
- 今まで経験したことがないような激しい痛み
- 突然、激痛が起こった
- 体を動かすと痛みが強くなる
- 吐血をともなう
- 腹痛だけでなく血便が出る
- 生の魚介類を食べた後、激しく痛み出した
- など
plexusみぞおち・腹部が痛む原因
みぞおち・腹部の痛みは下記のような疾患が原因で起こります。
慢性胃炎
胃の粘膜で慢性的に炎症が起こっている状態で、原因のほとんどがピロリ菌の感染です。
慢性的に炎症が続くと胃の粘膜で萎縮が起こり胃がんを引き起こす恐れがあります。そのため、ピロリ菌の感染が認められた場合には、速やかな除菌が推奨されています。
胃・十二指腸潰瘍
潰瘍とは組織が深くえぐれて傷ついた状態を言い、それが胃や十二指腸で起こったものを胃潰瘍、十二指腸潰瘍と言います。潰瘍からの出血により貧血や血便などの症状が起こり、ピロリ菌感染が原因の場合には、除菌治療を行うことで再発を防ぐことができるようになります。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染症
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)は胃の粘膜に棲息する細菌で、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんの原因となることがわかっています。衛生環境が整っていなかった時間に幼少期を過ごしたご高齢の方の間での感染率が高いですが、家族間の経口感染により若年層でも感染しているケースはあるので注意が必要です。
感染性胃腸炎
細菌やウイルスの感染によって起こる胃腸炎で、腹痛、吐き気・嘔吐、下痢などの症状が現れます。通常は対症療法が中心となりますが、細菌感染が原因で症状がひどい場合には抗菌薬を服用することもあります。
胃がん
早期の胃がんでは、はっきりとした自覚症状が現れることは稀ですが、進行するにつれて腹痛などの症状が出るようになります。胃がんは早期発見・早期治療すれば治癒可能ながんですので、定期的に胃カメラ検査を受けるようにしましょう。
機能性ディスペプシア
胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎などの疾患が認められないにもかかわらず、慢性的なみぞおちの痛みや胃もたれなどの症状が現れる状態を「機能性ディスペプシア」と言います。胃がんなど他の疾患と鑑別することが重要で、そのためにも腹部エコー検査や胃カメラ検査を受けられることをおすすめします。
plexusみぞおち・腹部が痛い時の検査
みぞおちや腹部が痛む時、まずは問診にて症状が現れ始めた時期や痛む場所、痛みの感じ方などを詳しく確認した後、血液検査、腹部エコー検査、胃カメラ検査などを行って総合的に診断し、適切な治療を行います。
血液検査
採血して炎症の有無・程度を確認します。肝臓、膵臓などの状態を調べることもできます。
腹部エコー検査
肝臓、膵臓、胆のうなどの状態がリアルタイムに観察できる、体への負担がない検査です。